松戸市の胃がん検診に内視鏡検診が導入され10月で1年が経過しました。当院は、松戸市胃がん内視鏡検診運営委員として発足当初から携わっており、現在も胃がん検診の啓もうと内視鏡検診の精度管理や質の向上を目指し医師会活動を継続しています。先日も内視鏡検診を受託している医療機関を対象とした必須研修会が開催され、初年度の胃がん検診の実績と実例報告会があり、当院の小田が運営委員会を代表して実例報告を行いました。松戸市で胃がん内視鏡検診を受けた人数は、初年度(平成30年10月~平成31年4月)ですので、まだまだ700名と少人数でしたが、その中から胃がんが4人、食道がんが2人が確定診断され、現在適切な治療を受けています。いずれの方々も検診時には特に自覚症状も無くほとんどの方が早期の段階で見つかっています。これは、同時に行われた従来のバリウムによる胃がん検診の実績(松戸市内)を遥かに凌ぐ成績です。
松戸市では、50歳以上の市民を対象に隔年で胃がん内視鏡検診を受けることができます。詳しくは、松戸市中央保健福祉センター、松戸市医師会、各受託医療機関に電話でお問い合わせいただくか、インターネットで検索してください。インターネットでは、健康医療都市まつど(https://www.city.matsudo.chiba.jp)→健康づくり・健康教育→健康診査のお知らせ→がん検診と進んでいただくか、『松戸市胃がん検診』で検索するとトップに『胃がん検診(胃内視鏡検査)|松戸市』が上がるので、そこをクリックしてください。